家を売るタイミングっていつがベスト？不動産売買が活発な時期を徹底調査！
目次
不動産取引がもっとも活発な時期
そもそも不動産売買が活発な時期は本当にあるのでしょうか？中古の家やマンションの売買が活発になる時期を調査してみました。
結論として、不動産取引が最も活発になるのは春と秋ですが、実は春が最も取引が多い時期で、秋はそれほど多くありません。
不動産売買が活発になる時期の調査
こちらのデータは月ごとの中古マンションの売買契約件数を示しています。2013〜2015年の3年間の平均値をもとに、首都圏と近畿圏で調査しました。データを見ると、春の取引が最も多く、特に3月がピークです。
3月が最も取引が多い理由
不動産取引が最も多くなるのは3月です。これは新学期や新年度に向けて、家を購入したり引っ越しを検討する人が多いためです。
2月も取引が多く、新生活に向けた準備が進むこの時期は不動産市場が非常に活発になります。
秋も人事異動などがあり取引が増えるとされますが、実際には春に比べて取引数は少なくなります。
8月と1月が取引が少ない理由
不動産取引が少ない時期として、特に8月と1月が挙げられます。
8月は暑さのため、物件の内覧が難しくなることが一因です。
1月は年末年始の忙しさや寒さが影響し、取引が減少します。しかし、1月は春に向けた準備期間として、多くの人が物件探しを始める時期でもあります。
1月に物件探しが始まる理由
1月は新しい年の始まりとともに、春に向けた住まい探しを始める人が増えます。Googleの検索データでも『中古マンション』や『スーモ』などのキーワードが1月に急増する傾向が見られます。これは、春に引っ越しを考えている人たちが準備を始めるためです。
春に売るなら売却活動は12月スタートがおすすめ
1月に物件探しが始まるのであれば、売却活動は12月からスタートするのが理想的です。年内に準備を整え、年明けからの繁忙期に向けて市場に物件を出すことで、より多くの購入希望者にアプローチできます。
まとめ
今回の投稿では、不動産取引が活発になる時期について解説しました。売買が活発になる時期を押さえて、計画的に取引を進められるように準備しておきましょう。
- 不動産取引は春が最も活発で、特に3月に集中
- 1月と8月は取引が少ないが、1月は物件探しが始まる時期
- 春に売却を目指すなら、12月から売却活動を開始するのがおすすめ
- 売却計画を早めに立て、繁忙期に備えることが重要